ガールズバーにおけるバイトとはどんなものなのか。簡単にいうと、通常のバーと変わらない。お酒を作って提供し、合間にお客様と会話する。
それ以上でもそれ以下でもない。通常の飲食店とは異なるのは、お客様とのコミュニケーションの時間が長いという点である。
そのため、会話ができない、好きじゃない、できればしたくないという人はガールズバーのバイトには向かない。
ガールズバーのバイトと聞くと、夜の怪しいバイトであり、おさわりなんかもあるんじゃないかと思う人もいるかもしれない。
キャバクラで働く場合のイメージが先行しており、こうしたイメージを持っている人も多い。しかし、ガールズバーのバイトにおいておさわりはない。
なぜなら、カウンター越しの接客だからだ。触られたとしても、手相占いと称した手のおさわりくらい。手以外を触れることはない。
ガールズバーのバイトで気になるのは、やはり時給である。ガールズバーのバイトの時給の相場は1,500円程度。
体験入店では1,300円などもありえる。高いところでは2,500円というところもあるが、これは1年以上働いてくれている人の特別待遇と捉えるべきだ。
最初から2,500円の時給が払われるということはまずない。ドリンクバックなど頑張って上乗せした結果、時給2,500円も夢じゃない、ということが多い。
ドリンクバックと書いたが、ドリンクバックとは、お客様からの奢りで飲むドリンクに対してつくボーナスだ。ドリンクバックの相場は100円程度。
これも長く働いてくれている人には200円をつけるということもある。同じようなバック制度として、ボトルバックがある。
ボトルバックとはお客様が注文したボトルにつくボーナスで、ボトル代が高い分、ボーナスで貰える額も多い。
しかし、ボトルバックを採用している店舗はそうないであろう。ボトルはお店の稼ぎ頭でもあり、ここを店員にも配分するとお店はおいしくないからだ。
目黒ガールズバーSALTにおいてはボトルバックも保証している。
その他気になる点としては、閉店時間。たいていのガールズバーは翌朝5時までやっていることが多い。
終電で帰りたいといえば認めてくれるお店も多いだろう。ここらはうまく自分の時間に合わせて働けばよい。
ただ、中には翌朝8時までやっているお店もある。自分の体力が続くうちはいいが、毎回8時まで求められると心も体も破たんするだろう。
その他、一緒に働く女性店員がどんな人かも大事だ。キャバクラなどと違い、ランキングやノルマなどがあるわけではないので、
派閥がどうなどのギクシャクは少ないと思われるが、長く働けるかはここも非常に重要なポイントになるであろう。